自分改造ブログ

本に書いていることの0.2%だけ実践して成長しよう

シンプルに結果を出す人の5W1H思考 BY 渡邉 光太郎 (著)

はじめに

ビジネスフレームワークとか、正直細かそうなこととか、難しそうなことは苦手です。
非常にできると思える人と話すとそんなものはどうでもよく、基本的になぜ?の深堀がもっとも重要ではないかと思っていました。
結果として、本書に書かれていることは、ものの本質をいかにつかむかという姿勢に共感。
いろんなフレームワークを学ぶ前に、絶対に極めたい本当に必要なことではないかと思います。
この本質を追求する部分は非常に難しいようで、経験的にこういう思考になる人は少ないようです。
結果として、無駄な打ち合わせ時間が増える要因になります。
この本は、最近読んだ本のなかでかなり有益な部類に入ります。
今の時代、それらしい回答はネットで調べればなんとなく出てきてしまう環境です。
ものの本質をとらえ、無駄な作業を減らし、正しき道にいくための道しるべになるために、
本書に書かれていることは是非みにつけたいと思います。
 

本文抜粋(気になるポイント)

 
「答え」より、本質的な「問い」が大切な時代になりました。
今の時代、あらゆる情報に瞬時にアクセスし、ビッグデータを容易に活用することもできます。
「答え」は何とでも探せるのです。
こんなときこそ重要なのは、Whyの問いを重ねて「BigWhy(真の目的)」へとさかのぼる原点回帰の思考法です。
 
何の疑いもなく盲目的にそれに従うのではなく、
「なぜそれが欲しいのか」「それによって何を達成したいのか」「何のためにそれを考えるのか」(Why)、
その目的(ゴール)の「状態(ありかた)」がビジュアル化できるくらい明確なイメージを持ちたいのです。
 
大切なことは、「なぜ(何のために)それをするのか?(Do)」について、「どうありたいか?(Be)」までさかのぼって考えることです。
たとえば、「営業マンの客先直行直帰の奨励」、あるいは「社内ルーチン業務のアウトソース化」「24時間対応のコールセンターの設置」などによって顧客対応時間を増やすなど。
 
「前からそうなっているからやっている」「昔からの決まり事なんだから行なえばよい」という感じで、
誰も本当の目的や真意を知らないし、追究しようとしません。
たとえば、朝礼や夕礼。何となく持ち回りで司会係や話す人を決めて、直近の数字の達成状況やお仕着せの連絡事項をだらだらと報告するだけ。
みんな「やらされ感」「退屈感」いっぱいのルーチンワークです。
 
東京ディズニーランドは、防災訓練を年間180日も実施しているのだそうです。
施設のどこかで2日に1回は何らかの訓練が行なわれていることになり、このような事態には万全を期していることがわかります。
 
新しい価値創造のためのコツは、Whyをさかのぼっていくことによって、顧客が求めている「モノ」を「コト」に変換して発想してみるということです。
 
アップル社の故スティーブ・ジョブズは、「コンピュータに何ができるかではなく、コンピュータを使うことでクリエイティブな人は何をするかが重要だ」ということを言っていました。
 
顧客がモノを通じて経験している最高の未来の姿(場面・瞬間)」をイメージすると、本当のニーズが見えてくることがあります。
 
実は、「濃いお茶」のメイン顧客は、コーヒーを飲まないビジネスパーソンでした。
コンビニでお弁当と一緒に〈ついで買い〉をしていたのです。
こうした顧客の〈真のニーズ〉は、意外にも「昼食後の会議で眠くならないようにしたい、頭の回転が鈍くならないようにしたい」というものが中心だったのです。
顧客調査を怠ることなくWhyをさかのぼり、真のニーズに着目するということ。
 
モノ自体の機能・品質の向上ばかりに気をとられすぎると、more/betterの域を出られなくなってしまいます。
 
5W1Hをそのまま、「When(いつ)?」「Where(どこで)?」「Who(誰が)?」「Why(なぜ)?」「What(何を)?」「How(どのように)?」……と並べて伝えるだけでは、さしたる効果はありません。
5W1Hの枠組みで本質をつかみ、それらを組み合わせて、強力なロジックを作ることがポイントです。