自分改造ブログ

本に書いていることの0.2%だけ実践して成長しよう

鬼速PDCA 冨田 和成 (著)

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はじめに

PDCAといえば仕事の基本。
基本といってもそれを実施できている環境ってほとんどないんじゃなかろうか。
なおかつ、PDCAそのものを正しく理解して実施しているとなるとさらにいなくなるような気がします。
ある意味では当たり前すぎて真面目に勉強していなかったのではないか。
この本を読んでそう思いました。

本書はPDCAといっても頭に鬼速とついてます。
なんか読む気分にさせるネーミングでした。
PDCAって当たり前のことを、ここまで実施している人、見たことも聞いたこともないです。
読んで納得。
学ぶことが非常に多いPDCAの本でした。

気になるポイント箇条書き

□当社では一般的な企業で週に1回行うようなチームミーティングを、週2回・およそ3日ごとの頻度で行っている。これを当社では「半週ミーティング」と呼んでいる。
 メンバーの行動計画もこのミーティングに合わせて半週ごとで区切ってあり、結果目標だけではなく行動目標もすべて数字で追っている。

□1週間仕事をして何も問題が起きないことなどあり得ない。「課題がないのは行動をしていない証拠」という共通認識が当社の社員たちのなかにはある。

□ミーティングで各自が課題を発表することは何も恥ずかしいことではなく、それどころか課題をウェルカムとし、課題が言えることこそ賞賛の対象と考えている。

 課題がない人や組織などありえないはずだ。

□自分の行動を週に1回でも振り返る習慣がある人は現時点でかなりの成果を出しているはずである。それくらい振り返りの習慣を持つ人は少ない。

 大半の人は年に1回、上司との面談で曖昧に一年の反省と来年の抱負を考えて終わりのはずだ。
 私は社会人になってから毎日の振り返りを一度も欠かしたことがない。

□PDCAは、個別のスキルの習得を加速させるためのベースだからである。PDCA力さえ上がればスキルの上達が圧倒的に速くなる。

□PDCAの5割は計画で決まるといってもいい。計画が曖昧なままPDCAを回そうとしても、何をすべきか曖昧で、何を検証し、どう対策をすればいいのかわからない。

 これではPDCAが回るわけがない。逆に言えば、計画の段階で汗を流して数値目標に落とし込んだ綿密な計画を立てることができれば、その後のステップが圧倒的にスムーズにいくのである。

□PDCAを回す目的は、最初の計画で立てたゴールを達成することである。それにもかかわらず、多くの人は検証のフェーズで「うまくいかなかった原因」ばかりに着目しようとする。

 鬼速PDCAでは検証のフェーズで必ず「うまくいった原因」も分析する。「たまたま運が良かった」では得るものがないからだ。必ず何かしらの仮説を立て、「もう一回このアプローチで再現できるか、次のPDCAで確認しよう」と考える。
 「うまくいかなかった原因」への対策が「改善案」であるとすれば、「うまくいった原因」の再現を試みるのが「伸長案」である。

□PDCAには「階層」がある。人も組織も複数のPDCAを回している。そして、上位のPDCAほど回し「続ける」ことに意味がある。

□回すPDCAが増えると計画や検証の時間が不足するが、どれだけ残業しても、どれだけお酒を飲んでも、必ず帰宅したら当日の振り返りの時間を設けていたし、週末も振り返りとインプットの時間に当てていた。

□毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。

□人が不安や疑問を感じ、歩みを止めてしまう原因は3つしかない。

 ・「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない)
 ・「果たしていまの努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない)
 ・「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見えない)

□人の感情はいとも簡単に揺れ動く。そしてそれは仕事のパフォーマンスにも顕著に表れる。だからといってモチベーションがドン底まで下がった段階で「頑張らないと」と言い聞かせたり、上司が「気合い入れろよ」と叱責してみたところであまり効果はない。

□計画フェーズで失敗する人が5割なら、実行フェーズで失敗する人は3割。その3割のうち、7割くらいの人は、実は抽象的なままアクションを抱え込んで実行に移せていないケースである。

□アクションがわかっているのにタスク化していないという理由だけでPDCAサイクルが遅れることは究極の無駄である。

 逆に言えば、ここを意識するだけでもPDCAサイクルはかなり速く回るようになると言っていい。

 

まとめ

これでも、自分の気になった箇所の半分弱です。

今回の本は当たり前のキーワードについて書かれている割に、勉強になるポイントがいくつもあり、大変よかったと感じています。

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