自分改造ブログ

社内IT部門(情報システム部門)担当、日々の悩みや葛藤 その中で、本に書いていることの0.2%だけ実践して成長しよう

ドラッカーのマネジメント入門に最適な本 NHK100分de名著ブックス

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はじめに

ドラッカーのマネジメントが一般にも広く知られるようになったのは、2009年12月に発刊された、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
通称もしドラがきっかけじゃないかと思います。

 

もしドラはドラッカーのマネジメントを高校野球の女子マネージャーが読んで、
そのマネジメントを少しずつ理解しながら、自分がマネージャをする野球部を甲子園に連れて行くというストーリー。

その過程でいろいろとドラッカーのマネジメントとは?を、物語でわかりやすく理解させてくれる、マネジメント勉強の入り口としても最適だし、物語としても面白い一石二鳥のビジネス書でした。

発行部数も280万部、アニメも映画化もされ、2010年、11年の注目の作品でした。

これを読んで以降、私もドラッカーが好きになり何冊かの本をチャレンジしてみました。

が!普通にマネジメント読むと大変なんですね~。
文字数多いし・・・なかなかゆっくりと読む時間がとれない私には少々ハードルが高く、なかなか読書が前に進むことがありませんでした。

先日Kindleでドラッカーの本ではないですが、NHK100分de名著ブックスのドラッカー マネジメントというタイトルの本を見つけ、これなら読みやすいのかなと買っていました。

『100分de名著』(ひゃっぷんでめいちょ)

NHK Eテレが2011年3月30日に放送を開始した教養番組。
作品の奥深さを、「噛み砕いて解説したらこの人の右に出る人はいない」というプレゼンターがわかりやすく、かつ楽しく解説するというものである。
題名の「100分」とは毎週25分間、4回で100分間に渡ってその作品の背景他を詳しく解説するというもの(ウィキペディアより)

 

ようは、ものすごくわかりやすく本を紹介・説明してくれるって番組ですが、その本が出ているんですね。

非常に読みやすくわかりやすい本で、本家マネジメントとは違って、一気に読むことができました。 

気になるポイントまとめ

●マネジメントというと、金儲けのための企業をいかに運営していくかについて書かれたハウツー本だと勘違いしている人もまだまだ多いようです。
でも、決してそうではありません。根底には「人間の本当の幸せとは何か?」という大きな命題が横たわっている。
それをふまえた上で、よりよい社会をつくっていくための組織、企業のあり方について書かれたのが『マネジメント』なのです。


●ちなみに「絶対というものはこの世には存在しない。すべては変わっていくものだ」という考え方は、ドラッカー思想の根本ともいうべきもの


●さまざまな時代を見るなかで「人間を幸せにする社会とはなんだろう?」と、さんざん考えた末に、最終的にたどり着いたのが『マネジメント』という方法論だった
つまり『マネジメント』は、経営学の本というよりも、人間を感動させ、幸せに導くために書かれた本といっていいのかもしれません。


●マネジメントの一番目の役割である「自らの組織に特有の使命を果たす」という彼の言葉には、単に本業を真面目にこなせ、
という意味だけでなく、喜びを感じながらやる仕事をこそ本業とすべき──という意味が含まれていると考えていいでしょう。


●「会社とは社会から人材や資源をあずかり、社会に必要とされるものを提供する役割を果たすものである」というのが彼の考え方です。


●イノベーションとは単なる技術革新ではありません。物事の新しい切り口、新しい捉え方、新しい活用法を創造する行為のことを指します。


●健康ブームをイノベーションの機会ととらえて成長を遂げたのが、たとえばサプリメントで知られる「DHC」という企業です。
この企業はじつはもともとは、翻訳をやっていた会社です。社名のDHCとは「大学翻訳センター」の略なのです。
オリーブオイルやサプリメント事業に手を出したら、とたんに会社が成長していきました。


●サービス労働に対しては、自社で行なうのではなく、それを一生懸命やるところにアウトソーシング(外注)すべきだとドラッカーは考えました。
たんにコストを下げるためのアウトソーシングではなく、創造的な生産性を高め、かつ人を育てるためのアウトソーシング。


●「知的労働の生産性」の向上ですが、これは簡単です。やらないでいい仕事はやらせない。誰も聞いていない会議は開かない、誰も読まない報告書は書かせない。それだけで生産性は向上するはずだ


●利益は目的であってはならないが、その企業が社会に対する役目をちゃんと果たしているかどうかを測るモノサシにはなりえます。


●「組織全体を見て、投入した資源よりも大きなものを産み出すことがマネージャーの仕事である」と定義


●必要とされるのは才能ではなく、「真摯さ(integrity)」だと説きます。