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自分改造ブログ

本に書いていることの0.2%だけ実践して成長しよう

幸せになる勇気 超ヒット作「嫌われる勇気」の続編 心理学の三大巨頭 アドラーの教え

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前作、嫌われる勇気の続編。
 
ユング、フロイトと並び、心理学の三大巨頭のひとりと評されるアドラーの教えを青年と哲人の会話で再現する方式は前作同様。
 
前書、嫌われる勇気は大ベストセラー。
その内容を実践し数年経った後の青年が大きな挫折を元に哲人の元に再度訪れ、疑問から来た怒りをぶつけつつ、アドラー心理学のより深い内容を理解していくストーリー。
 
この本は、あまりに人間心理の理想をついており、実践すれば当然それなりの苦痛を味わうかもしれないかもしれないと思います。しかし、それは、まだまだ理解が乏しいからの裏返しでもある。
この、幸せになる勇気は、改めてそういった悩みの種を砕いて教えてくれている良書だと思う。 

ちょっとうまく言えませんが、ものすごく考えさせられる本。読んでみてなるほどとおもいつつ実践してみると・・・

心に残る部分が多く、また、おそらく何度も読み直さないと同じ失敗を何度も繰り返してしまうであろうと思う。
非常に考えさせられる、私にとってはものすごく難しい本である。
しかしながら、読まずにはいられない。
 
 
 
この本は気になる箇所が多すぎて簡潔にまとめるポイントがありません。
一部を引用させてもらいます。

・もしもアドラーの思想に触れ、即座に感激し、「生きることが楽になった」と言っている人がいれば、その人はアドラーを大きく誤解しています。

・哲学と宗教の違い・・・最大の相違点は「物語」の有無でしょう。宗教は物語によって世界を説明する。言うなれば神は、世界を説明する大きな物語の主人公です。それに対して哲学は、物語を退ける。主人公のいない、抽象の概念によって世界を説明しようとする。

・尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである」。
尊敬とは、その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかうことである」

・目の前の他者を、変えようとも操作しようともしない。なにかの条件をつけるのではなく、「ありのままのその人」を認める。これに勝る尊敬はありません。

・われわれに必要なのは、「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」

・自分の言動、そして他者の言動を見定めるときには、そこに隠された「目的」を考える。

・われわれは、いつでも自己を決定できる存在である。あたらしい自分を選択できる存在である。
にもかかわらず、なかなか自分を変えられない。

・問題行動の第1段階、それは「称賛の要求」
彼らの目的は、あくまでも「ほめてもらうこと」であり、さらに言えば「共同体のなかで特権的な地位を得ること」なのです。
彼らは「ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」のだし、「罰を与える人がいなければ、不適切な行動もとる」というライフスタイル(世界観)を身につけていく

・自立という言葉を聞いたとき、それを経済的な側面ばかりから考える人がいます。
しかし、たとえ10歳の子どもであっても、自立することはできる。50歳や60歳であっても、自立できていない人もいる。自立とは、精神の問題なのです。

・仕事と交友は「信用なのか、信頼なのか」の違い
仕事の関係とは「信用」の関係であり、交友の関係とは「信頼」の関係なのです。
仕事の関係とは、なんらかの利害、あるいは外的要因が絡んだ、条件つきの関係です。たとえば、たまたま同じ会社にいるから協力する。

・アドラーにとって、働くことの意味はシンプルでした。仕事とは、地球という厳しい自然環境を生き抜いていくための生産手段である。

・われわれ人間は、ただ群れをつくったのではない。人間はここで「分業」という画期的な働き方を手に入れた

・分業とは、人類がその身体的劣等性を補償するために獲得した、類い希なる生存戦略なのだ。……アドラーの最終的な結論

・人間はなぜ働くのか? 生存するためである。この厳しい自然を、生き抜くためである。
人間はなぜ社会を形成するのか? 働くためである。分業するためである。生きることと働くこと、そして社会を築くことは不可分なのです。